木曽川鵜飼い

夏休みの終わりに家族で犬山の木曽川鵜飼い見物に出かけた。夕暮れに犬山城のシルエットが影絵のように美しい。この間の落雷で片側のシャチホコが失われている。これまで2回も大水やらなんやらで中止の憂き目に遭っていて、懸案の鵜飼い見物。陽がすっかり落ちると鵜飼いが始まる。川面に出ると風が涼しい。舳先に赤々と篝火をたいて鵜飼い船。一艘に鵜匠たち3人が巧みに鵜と船を操って降ってくる。総勢3艘。これはなかなか見事なエンターテイメント。
芭蕉の句に
おもしろうて やがて悲しき 鵜舟かな
というのがあるが、まさにその通り。鵜匠の掛け声、手さばき、鵜の動き、闇と篝火・・・・。大きな感激が残った。
犬山城 片側のシャチホコがない Photo by Maki

木曽川の夕暮れ

鵜匠の挨拶と説明

鵜飼いが始まった

鵜は10羽 巧みな綱さばき Photo by Maki

篝火と鵜 Photo by Maki