法隆寺

久しぶり(10年ぐらいか)に法隆寺を訪ねた。僕の名前であり、祖父母のいた岸和田を訪ねるときよく立ち寄った懐かしいところ。あいにく雨に降られてしまったが、それはそれで味わいがあった。中門が修復工事中でテントに覆われていたので境内の眺めは損なわれ今ひとつだった。お堂の中は暗くて仏たちの表情はわからなかったが、天平・白鳳の雰囲気に浸ってきた。百済観音のすらっとした造形は彫刻として見応えがあった。夢殿の救世観音は秘仏のため拝顔叶わずだった。夢殿の形は印象的。中宮寺まで足を伸ばして菩薩半跏像(頬つえ 足組の像)はモナリザと並ぶ謎の微笑み、思っていたより小さな像だった。西円堂は初めてだったが、軒の木組みに魅せられた。
南大門

五重塔

東大門

東大門越しの境内

夢殿

西円堂の軒先き