今冬一番の寒さだった。ウチにこもっていると気が塞ぐので、セーターを何枚も重ね着をして猫ヶ洞池に出てみた。寒風が吹きすさび樹々が笛音を立てた。野鳥たちはどこかに隠れてしまって姿を見せない。それでもヒヨドリ、ツグミ、ムクドリ、シロハラなどをちょっとだけ見かけた(写真は撮れず)。池には風を避けるようにかたまって呉越同舟の集合体。カワウが羽を広げて風を通していた。マガモの頭が微妙に光っていた。コガモの長い冠羽が風に流されていた。猫ヶ洞池の奥は荒涼たる景色だが、マユミがまだピンクの殻を残して存在感を示していた。
カワウとマガモ
コサギの長い冠羽
猫ヶ洞池の奥
マユミ