さほど寒くはないが、雲行きがはっきりしない天気。出そびれているうちに10時半、近くの猫ヶ洞池を歩いてきた。池の掻い掘りはいっこうに進まず干上がったままで荒涼たる景色だ。マガモとコサギがかたまって呉越同舟。空にはオスプレー(ミサゴ)が舞った。池のまわりの雑木林は葉を落として明るくなった。降り積もった落ち葉を踏んで歩く。見上げるとコゲラが木の実を加える瞬間(ピントは甘いが)だった。野鳥の囀りは聞こえるが姿はとらえられない。草木のスナップで埋め合わせ。マユミ、ホソバイヌビワ、マンリョウ、いずれも冬らしい装い。