今日は酷すぎる夏の陽射しの中、豊田市美術館にクリムト展を観にでかけた。めずらしく東京のあと豊田に巡回してきた。クリムトの人気はすごい。いつもは閑散としている豊田市美術館が人であふれていた。僕はいまひとつこの時代になじみがないのでフラットな感じで特別の思い入れはない。浮世絵や日本画の影響がみられたのと技巧的 工芸的な印象を受けた。悪い意味ではないが好印象というわけでもない。デッサン(鉛筆の線画)はすごいと思った。クリムト人気は色彩にあるのかなあ。「ユディトⅱ」の生首とか「黄金の騎士」にある小さな蛇だとかはちょっと気持ち悪い。