午後の散歩は平和公園の里山。新型コロナウイルス騒ぎで人混みを避けてやってきた家族連れ、子供たちの姿が多い。ここ数日の雨で春が一段と歩をすすめて、樹々の芽吹き、開花が始まった。雑木林ではコバノミツバツツジの薄紫の花が色鮮やか。ハクモクレンやコブシも咲きだした。サクラはまだチラホラだが、あと数日で咲きはじめそうだった。足元に目を移すと、ヒメオドリコソウ、スノーフレーク、タンポポ、ミチタネツケバナなどが咲いていた。黄色いスイセン、ヤブツバキ の落花、スモモの花が色を競う。コサギが黄色いあしゆびを動かして小魚や水生動物を誘いだす仕草がおもしろい。草地の池の近くに白い花を咲かせた樹があるが、池の名をスモモ池というので多分スモモなのだろう。ウイルス騒ぎに関わりなく春は着実にやってくる。春に遊びながら嵐をやり過ごすことにしよう。経済的な影響が心配だ。