昨年 2019年はレオナルド・ダ・ヴィンチの没後500年にあたった。そういえばその名を耳にすることが多いなと思っていた。これまでルネサンスの画家にして科学者ということは知っていたが、モナ・リザにしても最後の晩餐にしても教科書的に知っているレベルだった。ルーブル美術館やミラノの教会(サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会)で見たことはみたが強く印象に残ったということもなかった。最近読んだ 「誰も知らないレオナルド・ダ・ヴィンチ」 でその偉大さを再認識した。絵画の面でより合理性を追求した科学者・技術者の面と戦略家としてすごい。マキャヴェリと盟友だったこと、克明なメモ(鏡文字で書かれた)とイラスト、ミケランジェロとの確執などを知った。今日はNHKスペシャル 「ダビンチ・ミステリー 知られざる”天才”の素顔」を見て関心をさらに深めた。大きな鉱脈を見つけたような気になっている。
誰も知らないレオナルド・ダ・ヴィンチ 斎藤泰弘著 NHK出版新書