汗ばむほどの陽気。平和公園の里山は緑の洪水、雑木林の新緑がまぶしい。いく組かの高齢者、小さな子供づれの家族、若い人のグループの姿を見かける。いつもより多いように思う。自然はありがたい。COVID-19 のもたらす暗い気分を解放してくれる。名残のサクラは若葉と共演し、次の出番は八重桜。モミジやガマズミの新緑が新鮮、ガマズミの深い葉脈が印象的。からたちの花が咲き始めた。白秋の童謡が聴こえてくるようだ。ほんとうに 白い白い花だ。コバノミツバツツジが舞台から降りてオオムラサキの番になった。ヤツデの葉っぱが手を開いたようになってきた。地味なモッコクも抽象画のキャンバスのようだった。サルトリイバラの花はめずらしい。散策道にシロハラ があらわれた。ウグイス、コゲラ、メジロの鳴き声を聴きながらの 1時間半 約5000歩の自然観察だった。