雨が止んで爽やかな空気が流れていた。今朝は町内会の掃除の日、長雨で側溝があふれないようにドブさらいだ。一仕事終えてから小幡緑地での初夏の植物探索にでかけた。林の木陰で咲く白い花はクチナシ。英語名 Cape jasmine 香りのいい初夏の花だが、残念ながら僕は鼻が効かない。竜巻池の岸辺にはヤブカンゾウ。藪の中にナワシロイチゴの赤い実が輝いた。湿地ではコムラサキ、トウカイコモウセンゴケ、ヒメヒオウギスイセンが咲き始めていた。緑ヶ池の周りではルドベキア。サルトリイバラの実が大きくなった。近年ヒヨドリジョウゴを見かけないなはどうしたことだろう。ワルナスビは名前に反して可愛い花を咲かせていた。池や林に野鳥の姿を見かけない(カラスとスズメばかり)が、代わりにトンボが目を楽しませてくれた。1時間半ほどの自然探索、約5500歩だが、草臥れた。年はとりたくないものだ。