どんよりした曇り空、折り畳み傘を手に平和公園にでかけた。駐車場オープン直後なので人影がなく里山の家からの景色は緑の洪水だ。生垣によくあるマサキの花が一面咲きこぼれていた(こんなに花が咲くとは・・・)。トウネズミモチも負けずに白い花をいっぱい。どちらも地味な樹なのだけれど精一杯存在を主張しているようだ。キスゲの群生を見てから南尾根を歩く。久しぶりにヒヨドリジョウゴを見かけた。秋にはあの素晴らしい色の実が見れといいなあ。ナツハギ、シロシタホタルガを愛でながら尾根を下る。下りだからいいけれど反対は長い登り道で大変だ。途中に樹の間から都心が遠望できる。曇り空に視界がぼやけた。帰り道は自由が丘のヴィ・ド・フランスでランチのパンを買って帰ってきた。雨に降られず済んで、やれやれである。