昨日より暖気が少し戻って来たし青空も見られるので、平和公園 里山に出かけてみた。日陰には残雪があって寒々しい。土曜日の9時過ぎ、何人かのバードウォッチャーの姿があった。ミヤマホオジロ、アオジなどを待っているとのことだった。寒風に吹かれてズミ、イボタノキ、ウメモドキなどの実は渋みや凄味を増していた。そんな中でソヨゴは晴れやかな赤い実を晒しているが、野鳥は見向きもしないようだ。ソヨゴは冬青と書く。冬枯れのなか緑の葉っぱが若々しい。ハクモクレンの冬芽はビロードの質感に薄い萌黄色、寒中にあって春遠からじと意思表示しているようだ。南尾根の樹々のあい間から鈴鹿の山々が望まれた。雪はあの山の方から吹き込んでくる。