老いる

森村誠一さんの「老いる意味」を読み終えた。この本を手にしたのは、老人性うつを克服したこと、サラリーマン作家として親しみを持っていたこと、谷間に飛んでいく麦わら帽子(人間の条件)が忘れられないなどから。この本では 老いることをさして重大事に捉えていない。さらっとかわして行けばいいと感じだ。作者の誠実さがわかる。写真俳句もいいなあと思ったが、1日 1絵と二兎を追うのもなんだかなあ。

老いる意味 森村誠一中央公論新社

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今朝は雨模様

それほどは寒くないが、今朝は雨模様。花粉症の身にはありがたい。花粉症といえば Sさんからいくつかの対策を教えてもらった。

①紅ふうきの煎じた茶

②フェキソフェナジン錠剤 

辛夷清肺湯(花粉症の漢方薬)

アルガードクィックチュアブル錠剤 

そういえばワセリンを鼻の内側に塗るというUKの伝統的な方法もあった。決めかねている。決断力がなくなるのも 花粉症のせいだろうか?

今日の 1枚は ツルニチニチソウ。今日は何を描こうか考えるのも面倒くさくなって目の前にあるツルニチニチソウ。こないだ描いたばかりだけれど、この日課をはたさないとスッキリしない。

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ツルニチニチソウ

 

花粉症

花粉症に悩まされている。今日の天声人語は花粉症の歴史にふれている。「花粉症と人類」という本が紹介されていて、これは読んでおかなくてhならない。19世紀初めにUKの医師が牧草花粉がその原因だとつきとめた。その後、USではブタクサ花粉、日本ではスギ花粉が原因となった。前者は都市開発による空き地、後者は戦後の植林政策が背景にある。自然からのしっぺ返しにあっているわけだ。

今日の 1枚は変わった形の植物の寄せあつめ。家の中だけれどマスクをして描いた。晴れた空がうらめしい。

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葉牡丹 ラナンキュラス センペルビウム

 

春を訪ねて 東山植物園

昨日に引き続き寒い。7℃だから一昨日から15℃も低く、寒暖差疲労にも繋がる。そのうえ花粉症が大変、目がしょぼしょぼ、鼻がぐじゅぐじゅ、喉も痛い。それを押して東山植物園に春を訪ねた。自然はいったん春になると、寒くなったからといって戻るわけでもなく冷気のなかに春を振りまいていた。植物に目がいって野鳥は疎かになってしまった。ジョウビタキだけしかシャッターチャンスがなかった。春爛漫までにはもう一歩だが、早春には早春の趣がある。

手入れのいきとどいた植物園が身近にあるのは、ありがたい。高齢の名古屋市民は100円で利用できるし、知る人ぞ知る駐車場(ちょっと歩くが)は無料だ。帰りにお気に入りのパン屋に寄ってランチのパンを買って帰った。お店の看板のひとつにカモのがあったのでバードウォッチングがわりにパチリ。

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フクジュソウ

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ハクバイ

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カンコウバイ

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ヤエカンコウ

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コウオトメ (椿)

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オワリワビスケ

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ボケ

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シナマンサク

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シキミ

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ハンノキ

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カワヅザクラ

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ジョウビタキ

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カモの看板


 

バンクシー展

家族に誘われてバンクシー展@旧名古屋ボストン美術館(金山)を観てきた。なかなかインパクトがあった。反骨の画家は街のビル壁面に世相を皮肉った(鋭く矛盾をついた)絵を描いた。数年前から話題になっていたが、実物を見るまで何のことかわからなかった。ミーハーで出かけたが、パワーを感じた。壁面に無断で描くことは犯罪でもあるので、見つかったときにぱっとにげるためにステンシルを作ってスプレーを吹き付けて描いたそうだ。ストリートアートの持つ政治性、主張を強く感じた。印象に残る展覧会になるだろう。

この展覧会の音声ガイドがすばらしくいい。94作品を画像と日本語で解説されている。izi.TRAVEL というアプリをダウンロードしバンクシー展にアクセスすれば展覧会に行かなくても楽しめてしまう。これにはビックリ。時間を見つけて楽しもうと思う。

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バンクシー展 A

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バンクシー展 B

 

透明パレット

昨日、水彩画を描いていて思いついたこと。何のケースだったか忘れたが、透明なプラケース。下絵の上にこれを置いて絵の具を溶く。そうすると直接下絵の上で色合わせができるので、別の紙で試し塗りの必要がなくなる。これまでそんな描き方を見たことがない。水彩画の一工夫、省力画法としてどうだろう。

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透明パレット

 

花粉症と寒暖差疲労

急に暖かくなって、花粉が飛ぶようになった。鼻がグズグズし咽喉が敏感になった。目が痒くなるしクシャミも増えた。今年も花粉症のはじまり。

暖かくなって玄関の植込みのChristmas roseにも直ちに影響があらわれた。盛んに咲きだした。白色から薄いスクリーム色の花だ。再度 今日の1枚に描いてみた。水彩では白は塗り残すのだけれど、ついつい不透明水彩絵の具を使ってしまう。そうすると透明感が損なわれる。

今日は、冬の寒さが戻ると天気予報。寒暖差が大きいと体調を崩しやすい。花粉症と寒暖差疲労のダブルパンチ。

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クリスマスローズ

 

春の到来 小幡緑地

昨日に引続き暖かい、20℃超となって4月末の陽気。小幡緑地を訪ねた。公園入り口のクロガネモチはすっかり実がない。野鳥に食べ尽くされたか、落ちてしまったのか 樹下には痕跡がない。季節が一コマ移ったのだろう。シジュウカラヤマガラツグミヒヨドリなど常連しか姿を見ない。緑ヶ池にはオナガガモヒドリガモホシハジロオオバンなど変わりばえしない。植物も春の花には少し早く端境期といったところだった。ユリノキの花柄が冬の名残り。そうそう 池の岸辺のカンザキアヤメはそろそろ終わり、くたんとしてきた。自然観察は大した収穫がなかったけれど、のんびりした時間がすごせた。

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ツグミ

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ヒヨドリ

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ユリノキ

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カンザキアヤメ

 

平和公園に遊ぶ

孫のK君が平和公園でキックバイクの練習をすると知らせてきた。コロナ禍で会う機会が少なくなっていたので喜んででかけた。足が地に届かないのでおっかなびっくり。

ついでに平和公園の北エリアを歩いてきた。ユーカリ林の中でトラツグミがじっと立ち尽くしていた。今シーズンの初見だ。身体の斑紋がきれいだ。暖かな午後、モクレンの冬芽が大きく膨らんできた。サンシュユもぼちぼちほころびはじめた。足元にはタンポポが花開いていた。

平和公園は家族連れでいっぱい、駐車場はどこも満車。春だ春だ。でもまた寒さが戻ってくるらしい。

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キックバイクの練習

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トラツグミ A

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トラツグミ B

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モクレン A

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モクレン B

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サンシュユ

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タンポポ