デジタル社会

デジタル社会はなぜ生きにくいか 徳田雄洋著 岩波新書
デジタル社会をどのように生きればよいのかを考察している。
アナログからデジタルに移行すると、考えていた以上に困ったことが発生している。
あちらを立てれば、こちらが立たず。混沌とした状況になっている。
さらにこの先どこまでデジタル化がすすむのか、その結果どうなるのか。
生きにくい社会が予測される。
著者は、これからのデジタル社会での生きる心構えをあげている。
・半分信用して、半分信用しない。
・必要な知識や情報を獲得して、自分を守り、他人の立場を尊重する。
・自分の境界線を定め、任せるところは任せる。
・リスクが高いか、低いかを判断。利用するかどうかの境界線を定める。
・危険の分散と代替の方法をもつ。
・依存しすぎない。
僕のやり方はかなり見直しを要する。