日本人へ リーダー編

日本人へ リーダー編 塩野七生著 文春新書
相変わらずの塩野節。
ローマ帝国の事例から、日本の現状(政治と外交)をバッサリ。
皇帝の交代が激しく、在位期間が短く、それゆえ政策の継続性が失われた。
それがローマ帝国の衰退の原因だったと・・・・・。
1年ごとに首相が代わる日本はどうなることやら。
リーダー待望論だが、現状は情けない権力闘争?お家騒動みたいなもの?
明日、首相が決まる。明るい未来は見えてこない。
問題の根源は国民の政治への無関心。