老いのかたち

老いのかたち  黒井千次著   中公新書
老いの周辺を作家らしく写生風に描写し考えをめぐらしたエッセイ。
昭和一桁生まれの著者は僕よりも10歳年上。
先行指標のようだと思って読んでいたのだが、いくつかの指摘は僕にも当てはまる。
老人ぽい振る舞いや考え方。
身につまされると同時にがく然とする思いがした。老いは身近に来ている。