いずこに消えしか泡のごとくに

諏訪兼位先生(名古屋大学名誉教授 地質学)の短歌が今日の朝日歌壇に入選していた。
きつい皮肉がこめれれているが、まさにその通り。

三月に安全唱えし識者らはいずこに消えしか泡(あぶく)のごとくに

東電は福島第1原発1号機が震災当日にメルトダウンしていたことをいまになって発表。
元原子炉設計者の田中三彦氏は震災当日のデータが開示されていないことを糾弾する一方で、
冷却材喪失(配管・圧力容器からの漏水)によるメルトダウンを推定していた(世界 5月号)。
都合の悪い情報は隠していたとしか言いようがない。

雑誌・世界は左翼系雑誌と思っていたけれど、いま一番熱心に脱原発キャンペーンを展開中。