ギャラリーめぐり

いつもの仲間3人とギャラリーめぐり。華麗なるジャポニズム展(名古屋ボストン美術館)にするかロイヤル・アカデミー展(愛知県美術館)にするか迷ったけれど、県美のほうが近いからと言うだけでロイヤル・アカデミー展にした。
イギリス絵画はターナーとカンスタブルしか知らなかったが、幅広くそして奥行きが深い。ロイヤル・アカデミー・オブ・アーツは1768年に創立した美術学校であり美術館であり画壇。僕が知らなかっただけなのだろうけれど、パリやオランダに負けず劣らずのポジションにある。イギリス気質とでも言うような独特の絵画領域を築いている。これはしっかり観たいと思ったが、そのヴォリュームに圧倒されて説明をじっくり読んでいられない。図録を買って家で勉強することにした。
ランチの後、別のフロアの名古屋芸大の卒業制作展を覗いてみた。これはこれで発想豊かだし、のびのびしていて楽しめた。
地下のアートスペースでは素描展をやっていた。去年も観たのだが、すばらしい作品が展示されていた。美術大学の学生さんの集まりらしい。鍛錬すればここまで腕を上げることができるのかと感心するばかり。
今日のギャラリめぐりは中身が濃くて充実感でいっぱいだった。

ロイヤル・アカデミー展 愛知県美術館