2015-12-22 今日の天声人語 今日の天声人語は季節感あふれて味わい深い文章だった。 ・武蔵野を歩けば、ヤブコウジやセンリョウの赤い実が目に鮮やかだ ・虚飾を脱ぎ捨てたような冬木立への共感 裸木が目立つ 木々の枝が青い空に自在の抽象画を描く ・河上肇の漢詩 拾い来たりて微細に見れば 落葉 花よりも美なり 始めて識(し)る 衰残の美 風に臨んで白鬢(はくびん)斜なり 衰残の美という言葉があるのだ。老醜ではなくこうありたい。