京都から

昨日、今日と1泊2日で京都に来ている。睡眠導入剤 断薬から4日目、溜まった眠気と歩きまわった疲れから昨晩は早々と就寝。今朝は3時半に目が覚めた。ホテルのネット環境はいいが、僕の頭の回転が伴わない。それで画像編集はうちに帰ってからとしたい。
昨日は二条城と相国寺。二条城は修学旅行以来(59数年前)。外人観光客と修学旅行生の姿ばかり。二の丸御殿を見て回り襖絵の需要が大きかったことを知った。部屋の格によって絵のグレードがあったようだ。ランチは烏丸御池と四条の間にあった町家レストラン。若冲の野菜屋があった錦市場に近い。午後は相国寺承天閣美術館伊藤若冲展、動植綵絵30幅がある。 コロタイプ印刷のよる複製画だけれど僕には問題ない。スケール感、精密度、発想の奇抜さが確認できればそれでよい。相国寺法堂の天井画蟠龍頭と鳴き竜が面白い。本堂の襖絵の菩薩図が細密画の極致だった。描かれた線や彩色された面が細い字の集合だった。写経の超極小版だった。若冲の背景にはこういった細密画の世界があったようだ。相国寺の和尚が若冲をサポートしたのだが、相国寺錦市場の距離感も掴めた。有意義だった。今日は、伏見の酒蔵めぐりと石峰寺にある若冲作の五百羅漢を訪ねる。