できるアメリカ人

ビジネスマン(最近はビジネスパーソンというようだ)の仕事ぶりに関心をもってきた。人の振り見て我が振り直せだと思って。この本のタイトルは「できるアメリカ人」だけれど、「できるビジネスマン」と読み替えていい。
著者は在米29年の広告代理店を起業した女性実業家。日本とUSの大企業(三洋電機 AT&T)に勤務した後、ITベンチャーをへて起業。関わりのあった「できるアメリカ人」と「そうでもないアメリカ人」を実例をもって紹介している。ヒスパニック、中国系・韓国系のビジネスの仕方にも触れている。ダイバーシティ(多様性)の社会にあって「できるビジネスマン」には共通するものがある。職人魂みたいなもの、人を思いやる心、オン オフのない仕事ぶり・・・・。ちょっと意外なアメリカのビジネスマンの姿を見た。どうも日本のビジネスマンの方が緊張感にかけるように思うが、どうだろうか?
できるアメリカ人 11の「仕事の習慣」 岩瀬昌美著 日経新聞