昨日の強風は止んで今朝はピーカン、すっかり春の陽気。その陽気に誘われて小幡緑地にやってきた。公園入口のクロガネモチは赤い実が深みを増して青空に映える。池はカモたちがめっきり少なくなって残留組(マガモ、ホシハジロ 、オオバン、ハシビロガモ 、オナガガモなど)がのんびり浮かんでいる。雑木林ではメジロ、シジュウカラあたりが現れたが代わり映えしない留鳥組。そろそろバードウォッチングもオーダーストップの頃となってきた。植物は「春だ春だ」と存在を主張しはじめた。若木の桜が咲きはじめたし、陽だまりでツツジ(コバノミツバツツジ)が咲きはじめた。ミモザは黄色い花が一層色濃くなって春らしい。人の集まるところは新型コロナウイルスで大騒ぎだが、野はおおらかに春を迎えている。