リスボンを訪ねたのは 2015年の春。ジャカランダの花を見に出かけた。リスボンは石畳の狭い坂道にガタゴト路面電車が活躍していた。その時のことを思い出しながら描いてみた。ポールが架線からはずれたり、車との交錯してよく止まった。扉の外に掴まってタダ乗りするやつもいた。ポルトガルはこのコロナ禍をどう耐え過ごしているだろうか？ EU諸国の中では感染者数が少なかった。
路面電車といえば、僕の高校時代(昭和33年から3年間)には東京にも残っていて、赤坂見附から神保町まで都電に乗って古本屋街へ行ったものだった。リスボンの路面電車は懐かしかった。昭和も遠くなりにけり。
