秋雨前線が南に下がって北の高気圧の範囲に入ったせいで涼しくなった。でも夕方の陽射しはきつい。木陰を選びながら平和公園の里山を歩いた。草はらは夏草が茫々で真夏の様相、その中でズミが狂い咲き。クズは立木に絡みついて生命力が旺盛。夏の植物が舞台を降りて秋の植物が登場してきた。湿地のシラタマホシクサが満点の星のようにいっぱい広がっていた。ガマズミ の実が赤くなっていて夏空に映えていた。ナツズイセンは盛者必衰の退場組。カラタチの実はピンポン球の大きさになって黄色く色変わりしてきた。ハンノキ湿地の野鳥スポットではメジロ、ヤマガラ、シジュウカラしか収穫はなかった。そこにいた観察者はキビタキやサンコウチョウも見たと話してくれた。それは朝から夕方まで待っていた成果で、フラッといって見れるわけはない。