雑草という名の草はない

喉のいがらぽっさが抜けず静養中。午睡から覚めたら少しさっぱりした。3時を過ぎていたが秋晴れなので平和公園の森を歩くことにした。見慣れた景色の中にも秋が混じってきた。草茫茫の草はらにズミが枯れた味を見せていた。雑草と一括りにしていた草々も秋になると秋の装いとなる。ノコンギクイヌタデチカラシバ、名を知らぬ雑草(雑草という名の草はない)も今の時期美しい。通りかかった田んぼは稲刈りがすんではざがけになっていた。スズメはたくましい。ネット越しに稲穂を啄んでいた。田んぼの奥の湿地にはシラタマホシクサがまだ頑張っていた。黄色い小さな菊のような花はなんというのだろう? あちらこちらからキンモクセイの香りがする。濃い橙色のキンモクセイに出会う。ウメモドキ の赤い実も素朴でいいものだ。柿が熟してきてメジロヒヨドリ が啄んでいるが、カラスも秋を満喫している様子だった。いまが秋らしいいい季節だ。もう少したつと寂しさが入り混じってくる。

 

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ズミの実

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ノコンギク

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チカラシバ イヌタデ ノコンギク

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紅葉の雑草

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名を知らぬ雑木の赤い実

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稲刈りがすんだ田んぼ

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スズメ

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シラタマホシクサ

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キンモクセイ

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ウメモドキ の赤い実

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カラス