テキサス州の大寒波

昨晩の「町山智浩アメリカの今を知るTV」はテキサス州大寒波を報じていた。南部の州には未経験の -17℃という史上最悪の大寒波にインフラ(交通網 電気 水道)がシャットダウン。その背景を解説していて興味深かった。なぜ送電網にバックアップが機能しなかったのか? テキサス共和国ともいわれるこの州の独自事情があった。電力のバックアップシステムにテキサスは唯一参加していない。石油 天然ガスを産出していて電力を融通し合うより、自州が連邦のコントロール下に入りたくないということが理由だ。また寒さへの備えがなく無防備だった。発電所は耐寒仕様になっていなかったし、住民にもスノータイヤの準備はなかった。自爆した形だ。根底には地球温暖化への取り組み軽視がある。トランプ政権のミスリードである。一方、大寒波も地球温暖化がもたらしたもの。北極を取り巻くジェット気流が蛇行して、ポーラー・ヴォルテックスという北極の寒気が南下したのだ。地球温暖化を甘く見るなという警鐘である。

今朝はなにが原因なのかわからいが、気分低調。低調なるスタートとなった。今日の 1枚の題材も決めれれない。見回して目に入ったクリスマスリーズをとりあえずという気持ちで描いた。

f:id:tsaito758:20210227112659p:plain

Christmas rose