強い西風が吹いて天気は不安定、午後の降水確率は 50%というので午前中に近場の猫ヶ洞池まわりを歩くことにした。今日の見ものはナンジャモンジャ(ヒトツバタゴ)の白い花。樹全体が真っ白になる。花のひとつひとつは細い竹とんぼのようだ。それが散りはじめていた。初夏に入った自然は新しい表情を見せていた。サクランボ(赤くしっかりした実になった)、サンシュユ(秋に赤くなる実が形をなしてきた)、スイカズラ、キショウブ、ノイバラ、イタチハギなどそれぞれ季節の顔。定点観察中のマユミは小さな蕾がいっぱい、こんなに蕾は数多いのに実として残るのはほんのわずかだ。帰りがけのメタセコイア広場にはいくつかテントが設営されていた。コロナ禍のGWを近場で楽しもうとする家族連れや若い人の仲間だ。無事にGWがすぎることを願う。