いつ雨になるかも知れず 近くを歩くことにした。浚渫工事を終えたはずの猫ヶ洞池。ここ数日の雨でほぼ満水になって、茫々になっていた雑草は水面下に没していた。そしてカイツブリが戻ってきていた。池の周りの植生にも時間の経過が見られた。サルスベリ、ザクロ、ボケ、ホソバイヌビワ、ヤブミョウガ、蝉の抜け殻。戻り梅雨の様相となってきた。かっと照り返す太陽が懐かしいような この不安定な天気の方が身体に楽でいいやという気持ちが交錯する。ホソバイヌビワの下に少し赤くなった実が散乱していた。いくつか拾ってきて描いてみた。