「こより」 と「しおり」

細く切った紙によりをかけて紐状にしたものをこより(紙捻)という。
ビニール紐に置き換わってしまって、最近では久しく目にしない。
昨日、東急ハンズのラッピング材コーナーで見かけた。100本、105円。
これを見て、「これだ」と閃いた。本のしおり(栞)に使おう。
しおりのない本を読むときに、細い紐を本の背にテープで貼り付けている。
最近、材料不足。荷造り用の麻紐ではなんだか雑だし、書類のとじる紐では少々太い。
「こより」はしなやかさにかけるけれど、細いのがいい。
「こより」と「しおり」、語感も近くていい。
100冊分で105円は安い買い物だ。