もうひとつのモディリアーニ展

名古屋市美術館でもモディリアーニ展が開催されている。
ついこの間会ったばかりなのに、また再会したといった感じ。
ナニシオウ「おさげ髪の少女」は、名古屋市美術館の所蔵なのだ。
この少女をはじめ、いくつかの肖像画と裸婦像が世界の各地から集められている。
なかなか見ごたえがあった。
会場の最後に無表情な「母と子」があった。展覧会カタログの表を飾っている絵。
妻 ジャンヌと長女だと解説している。何か暗示的だった。
翌年、モディリアーニは飲酒と麻薬におぼれて死ぬ。
ジャンヌはその2日後、自死


モディリアーニの恋人 橋本 治・宮下規久朗 共著 新潮社
展覧会の図録がわりに、この本を買ってきた。
2つの展覧会の余韻に浸っている。
今年は、モディリアーニの年になってしまった。