スピード水着

英国スピード社の水着を着た選手が立て続けに日本新記録をつくった。
海外では、この水着がいくつもの世界新記録を生んでいる。
この水着の優位性を証明した形だ。
身体を締め付けることで水の抵抗を減らすことがその効用のようだ。
このことは、筋肉増強とどう違うのだろうか。
北島選手は「泳ぐのは水着ではない、選手だ」と言うが、選手の鍛えた体と技以外の
ファクターが結果を左右することに疑念をもたざるをえない。
これから、こういう場面がいろいろな分野でおこるような気がする。
技術革新が生活をレベルアップする分には大歓迎だけれど、記録性が問われる
ところでのその価値はどうなのか。
泳法に条件・制約をつけていることからすると、この水着問題も条件のひとつ。
この水着を着なければ、対等の形で競い合うことにならない。
さて、どう決着するのだろうか。