100、000年後の安全

ドキュメンタリー映画「100、000年後の安全」(マイケル・マドセン監督)を名古屋シネマテーク(@今池)で観てきた。
満席で立ち見で観ることとなった。
フィンランドが建設している世界初の放射性廃棄物の最終処分場「オンカロ」が題材。
危険性が10万年続くとされる高レベル放射性廃棄物を地中深い岩盤内に埋め込んでしまう計画。
固い岩を削って作られる地下都市のようなその巨大システム。
そこに放射性廃棄物を10万年間保持されるというが、この場所が危険だと10万年警告し続けることができるのか?
まるでSF映画のようだが、それは現実的な問題なのだ。
原子力は人間がコントロールできない魔物なのだ。