また新しい週が始まる。6月も Last week、相変わらずの梅雨空で鬱陶しい。行き先を決めるのも煩わしい。ふと小幡緑地 湿地のヒメヒオウギスイセンを思い浮かべた。そろそろ見ごろだろうと。この花の朱色(ザクロの朱色にも通じる)は独特で印象的だ。足を踏み入れた湿地には、コムラサキ、クロミノニシゴリ、タカノツメ、シャシャンボなどの初夏の植生を見かけた。色彩として目をひいたのは、ヤマハギ、ナワシロイチゴ、ルドベキア(草臥れた感じがいい)、突然変異で紅葉した葉っぱなどなど、動物にも面白いものがあった。スズメの水浴び、空をめざすカメ、ヒメヒオウギスイセンと色を競うチョウチョ。自然は飽きないけれど、この湿気は身体にこたえる。