前線が北上して梅雨の晴れ間となった。久しぶりに牧野ヶ池を歩くことにした。前回は白雲木を観にきた 4月下旬だったから 1ヶ月ぶり。池は水草に覆われていた。白いスイレンが大半だが 向こう岸には薄紅色のスイレンが繁茂している。双眼鏡で観察していると、アオサギ、オナガガモ (北に帰りそびれたのか) の姿があった。池畔ではリョウブ、シオカラトンボなどを見かけた。散策路を歩くと サクランボ、サンゴジュ、イヌビワ、ムラサキシキブなどに季節を感じる。ヤマグワが熟れると黒くなる。口すると素朴に甘かった。白雲木には独特の形をした実が生っていた。色彩に乏しいこの時期 ブルーサルビアのブルーは目に鮮やか。午前中 曇り空だったが午後から快晴。明後日は土砂降りとの予報だ。